近畿の吊り橋 > 近畿以外の吊り橋 関東・東北 > 山形県 カクナラ吊橋  (下流の吊り橋→白布吊橋)

カクナラ吊橋(*1)

朝日連峰登山道にある角楢小屋の近くにかかる最狭部3cmの吊り橋
   
   
場所 山形県西置賜郡(にしおきたまぐん)小国町(おぐにまち)五味沢
N38.12.58, E139.51.50
マップコード:930464511
分類 人道橋
橋長 実測24m
幅員 実測歩道部3〜9cm
歩道部高さ 実測(橋中央あたりで水面まで)4.7m
標高 約475m
歩道部 丸太
駐車場 有(朝日岳針生平登山口、無料、登山道を歩く必要有)
銘板等
真下に行けるか 可能
真下は 荒川
Google Earthで 確認不可能
訪問 2010年8月
ワクワク度 ★★★★
(*1)橋名は小国町観光協会HPより。なお、この吊り橋のすぐ下流で荒川に合流する沢が角楢沢。また、朝日連峰登山関連のサイトなどによれば、この吊り橋は、漢字で角楢吊橋などとも紹介されている。
こちらで橋の動画が見られます(動画撮影:管理人)  
   
   
   
   
   
   
   
   
   


白石吊橋を過ぎておよそ600m、約7分ほどで、再び小さな沢(白石沢)(別ウインドウで地図)を渡ります。 沢を過ぎて再び山道を歩きます。沢からは比較的平坦な道になります。 白石吊橋からおよそ1.3km、15分ほど歩き、再び荒川を渡る所に出ます。ここで遂に、目的の吊り橋とご対面です!
 
木の横から細い丸太が吊られています。丸太へは、ほぼ水平に渡された2本の上を歩く丸太コースと、土手を下へ降りてハシゴを登るコースのどちらかをチョイスできますが、丸太コースはワイヤーがちょっと邪魔で行きにくいのが難です^^ 山奥の吊り橋では、もはや、お約束。主索は木の幹にくくりつけられています。木って、丈夫なんですね。 橋の東側から川原に降りることもできます。
 
事前調査で狭い吊り橋とは知ってましたが、実物を見て笑ってしまいました!こんな吊り橋は見たことがありません。役に立っているか分からないような吊り索(笑)が交互に掛けられていて、そこに細い丸太が渡されています。おそらくは日本一歩道部が狭い吊り橋(当サイト管理人調べ)と言っていいと思われます。 丸太は天然の木が使われているので、端とその反対側で太さが違ってます。一番細いところで、な、な、なんと3cm!ワイヤーの太さを含めても5cmちょっとです。(って、なんで登山道にメジャー持ってきてんねん!←確信犯です・笑^^;) 丸太の反対側、太いところでもたった9cmです。かつて、静岡県にある板幅20cmの畑薙大吊橋を渡りましたが、こちらは高さこそ5m足らずですが、信じられない激狭吊り橋です。
 
足を載せると、当然、こんな感じではみ出ます(笑) その足元の丸太の下見ると、天然のキノコ(?)が栽培されていました(←違!) ちなみに、この写真、撮影するの大変でした(汗) アキアカネ(たぶん)がたくさん飛んでいました。橋は思いっきりユラユラしてますが、こんなに近くに寄ってもなかなか逃げません。
 
所々、ワイヤーが切れていたり、歩道部の丸太が朽ちていたりしてます。 橋から南西側(下流側)の眺め 何とか対岸側へ渡ってきました。
 
橋を対岸側から見ると、こんな感じです。動画も撮影してきました。こちらからどうぞ。 吊り橋を渡って2分ほど歩くと角楢小屋(別ウインドウで開くマピオン地図の「角樽小屋」は誤字)があります。登山者に使われている現役の山小屋のようです。今回は、登山ではないので、ここで、ちょっと一休みして、引き返しました。この山小屋から駐車場まで、ノンストップで歩いて35分ほどでした。

※ここまでに紹介した吊り橋は、いずれも朝日連峰登山者のための大切な登山道の一部です。また、当ページは吊り橋のみを紹介しており、登山情報を提供するものではありません。
 
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【更新履歴】
2011/2/28 ページ作成