近畿の吊り橋 > 近畿以外の吊り橋 中部(静岡県) > 中部橋 (上流の吊り橋→原田橋/上流(大千瀬川)の吊り橋→滝口1号橋 ・ 滝口2号橋/下流の吊り橋→峰之澤橋)
なかっぺはし(*1) 中部橋 JR中部天竜駅近く、天竜川にかかる古くからある人道橋 |
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場所 | (起点)静岡県浜松市天竜区佐久間町中部(なかべ)〜(終点)佐久間町半場 | ||
N35.4.57, E137.48.5 | |||
マップコード:386576465 | |||
分類 | 人道橋 | ||
橋長(*2) | 167m(*4)、実測主塔間165m | ||
幅員 | 実測1.6m | ||
歩道部高さ | 実測17m | ||
標高 | 約140m | ||
竣工 | 1937年3月 | ||
事業主体 | (旧)佐久間町(*3) | ||
製作 | (株)宮地鉄工所(*3) | ||
歩道部 | 鉄板 | ||
駐車場 | 無 | ||
銘板等 | 橋名板 | ||
真下に行けるか | 可能 | ||
真下は | 天竜川、歩道 | ||
Google Earthで | 確認可能 | ||
備考 | 平成14年度水力発電施設周辺地域交付金補修工事(塗装塗替) | ||
訪問 | 2010年2月 | ||
ワクワク度 | ★★★ | ||
(*1)橋東側の補剛桁にある橋名板は「なかっぺはし」、主塔にある橋名板は「なかつぺはし」("つ"が大きい)、(*2)(社)土木学会HPによれば、橋長150mと紹介されているが、実測でも165mあるので、150mは完成当時の長さか単なる間違いかどちらかと思われる、(*3)(社)土木学会HPより、(*4)国土交通省HPより | |||
天竜川に大千瀬(おおちせ)川が合流する位置に旧佐久間町があります。そこを通る国道473号沿いに、こんなカラフルなイラストが描かれています。このイラストは、地元の佐久間高校美術部の人たちが描いたそうです。 | イラストが描かれている壁の奥に橋があります。主塔はシンプルなコンクリート製。こちら側(橋西側・国道側)にある橋名板は「中部橋」とあったので、てっきり「なかべはし」と思っていたら、違ってました(対岸側にひらがなの橋名板があります。ちなみに住所の読みは「なかべ」です)。 | 現存する戦前の鋼トラス補剛吊り橋では日本一の支間長がある長〜い人道吊り橋です。ただ、少し残念なのは、床板が鉄板なことです。(木板、いや、グレーチングだったらもっとスリル満点なんですが^^) | ||
ところで、橋西側には、橋の真下に歩道があります。歩道から橋桁まで実測170cm、出っ張ってるパイプまで実測138cmだったので、本当に頭上注意して通らないといけません(笑) | 橋には街灯もあります。地元の人の大切な生活橋です。 | 橋から北側(下流側)の眺め。県道291号中部大橋が見えます。吊り橋の西側にあった中部地区案内板には、中部大橋は「B型鉄橋」とありました。なぜそんな呼び名なのかは分かりませんが、きっと、マイペースな性格なんでしょう(←そのB型とは違うって・笑) | ||
橋中ほどから西側を振り返る。写真左手の建物が国民健康保険佐久間病院。左手に見える鉄塔群が電源開発佐久間周波数変換所で、東日本50ヘルツと西日本60ヘルツの異なる周波数間の電力融通を日本で初めて可能にした施設(電源開発(株)HPより)だそうです。 | 橋を東側に渡ると民家が続いています。ここを左手にほんの250m行くと、JR中部天竜(ちゅうぶてんりゅう)駅があります(駅名は「ちゅうぶ」と読みます)。 | 上の写真の中部大橋から全景 | ||
橋西側横から全景 | ||||
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