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桃介橋(桃之橋)(*1)


1993年復元された木製補剛トラスを有する日本有数の多径間長大吊り橋


場所 長野県木曽郡南木曾町読書(よみかき) 橋長 247.76m
N35.36.3, E137.36.24 幅員 2.7m
マップコード:178658635 主径間 国道側から23.95+104.44+104.5+14.87m
分類 人道橋 歩道部高さ 実測18m(木曽川水面から)
型式 木製補剛トラス多径間吊橋 主塔高さ 石積部分13m+コンクリート部分13.3m
竣工 1922(大正11)年9月、現在の橋は1993年9月復元 標高 約400m
事業主体 南木曾町 歩道部 木板(ヒノキ)
駐車場 有(天白公園、無料) 施工 佐藤・田口土木共同事業体
銘板等 橋名板、石碑、説明板、橋歴板(復元) 真下に行けるか 可能
備考 国指定重要文化財(平成6年12月27日指定)、平成5年度日本土木学会田中賞 真下は 木曽川、国道19号
Google Earthで 確認不可
訪問 2008年8月 ワクワク度 ★★
(*1)橋歴板(復元)には両方の橋名が記されていて、建設当時は桃之橋と呼ばれていたのが、復元時に桃介橋が正式名として変更されたそうです(産経ニュース2008.9.28記事より)


中央自動車道・中津川ICから国道19号を23km北上するとある木曽川にかかる大きな木造吊り橋です。橋の西側(国道対岸側)は天白公園として整備されており、この橋を建設した当時の大同電力(現在の関西電力)社長である福沢桃介記念館などもあります。 現在の橋は1993年(平成5年)に近代化遺産として復元され、人道橋となっていますが、建設された1922年(大正11年)当時、発電所建設用運搬路として使われたそうです。その名残として、トロッコ軌道が橋の真ん中に埋め木で2本作られています。

橋から南側(下流側)の眺め。写真左岸に国道19号が通っていてます。向こうに見える橋は、国道から公園側に渡る三留野大橋。 橋には主塔が3基ありますが、真ん中の主塔には階段がついていて、河原に降りることができます。

南側にある三留野大橋から全景

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【更新履歴】
2009/3/20 ページ作成