近畿の吊り橋 > 近畿以外の吊り橋 関東・東北 > 栃木県 ヒナタオソロシ滝橋  (下流の吊り橋→鬼怒の中将乙姫橋)

ヒナタオソロシ滝橋

奥鬼怒歩道の途中にかかる木製の吊床版橋
   
   
場所 栃木県日光市川俣
N36.51.46, E139.23.1
マップコード:735406162
分類 人道橋
橋長 実測45m、高欄のある部分実測50m
幅員 実測1.1m
歩道部高さ 実測8m(橋中央で河原まで)
標高 約1450m
竣工 2001年12月
事業主体 関東地方整備局
施工 (株)杉山土建
歩道部 木板
駐車場
銘板等 橋歴板
真下に行けるか 不可能
真下は 鬼怒川
Google Earthで 確認可能
訪問 2011年8月
ワクワク度 ★★★
   
   


鬼怒の中将乙姫橋を渡り、少し山の中を歩くと、鬼怒川左岸沿いの遊歩道に出ます。比較的平坦な道が続きますが、それでも地形図で読むと平均5〜6%の登りになってます。 1kmほど歩くと、歩道橋のような橋があります。二ツ岩橋(場所はここ)です。 二ツ岩橋に続いてすぐあるのが、砥の岩橋です。
 
さらに鬼怒川から少し離れた林の中を歩きます。猛暑の中、木陰は助かります。 砥の岩橋からおよそ2km歩くと、八丁の湯があります。ここ八丁の湯から日光沢温泉までは、無舗装の車道を歩きます。 八丁の湯を過ぎるとすぐに遊歩道は鬼怒川右岸沿いになり、上方に林道奥鬼怒線の橋が見えます。
帰路、このあたりで信じられないモノに遭遇しました…(一番最後の写真を見てね^^)
 
八丁の湯から約600m歩くと、今度は加仁湯(かにゆ)があります。 その建物の前に自販機があったので、予備の飲料を買おうと思ったら…って、販売中止かい!! 加仁湯を過ぎると、道路工事中のようでした。このあたりだけ鬼怒川左岸沿いに歩き、この後、再び右岸沿いに戻ります。
 
加仁湯からさらに約800m歩くと、日光沢温泉があります。どう見ても廃屋のようですが、いちおう現役らしいです。 その建物の一部が門のように開いていて、ここをくぐって進みます。ここから本格的な登りの登山道になります。 「山を甘く見ないで」…お、俺のことか!?(笑)
 
日光沢温泉から約200m歩くと、再び鬼怒川を左岸へ渡る橋があります。筬音橋(おさおとばし、場所はここ)です。 そして、さらに歩き… 日光沢温泉から歩くと約600m、スタートの女夫淵温泉からだと約5.5kmで、ようやく目的の吊り橋へ到着しました。ちなみに、途中、写真を撮りながらで約1時間40分、帰路はここから女夫淵温泉までほぼノンストップで歩いて1時間15分でした。
 
木床製の吊床版橋です。ちなみに、この橋は、標高約1450mにあり、当サイト管理人が訪問してきた多くの吊り橋でも、かんぱ谷橋(富山県、標高約1450m)と並んで最も高い場所に架かる吊り橋です。ということもあり、★3つの評価にしました。 橋から西側(上流側)の眺め 振り返るとこんな感じです。橋の下流側には、えん堤があります。
 
橋を南側に渡ると、さらに山道が続いています。すでに超ヘロヘロ状態でしたが、せっかくなのでもう少し進んでみることにしました。 しかし、吊り橋を渡った先は、呪われたように急な階段+登り坂が続きます。来たことを少し後悔しました^^; 吊り橋から歩くこと10分、「日向恐ノ滝」と書かれた展望台があります。この地点で、持っていたポータブルナビを見ると、標高1540mでした。暑いうえに空気も薄い気がして、本気でバテバテです。(標高0mに比べて、1500mでは酸素濃度は約83%になるそうなので、本当に薄いようです。)
 
その展望台から見ると、ヒナタオソロシノ滝が遠くに見えます(マウスオンでズーム)。
この真夏の登山道、日なたは、恐ろしいくらい暑かったです。そうか!それでヒナタはオソロシイのか(←意味不明w)
持って来たペットボトルのお茶500mL×3本は、すでに残りわずか…。さらに先へ進むのはあきらめ、ここで引き返しました。
(オマケ)
帰路、加仁湯と八丁の湯の間の林道で、宅急便の車に遭遇しました。一瞬、ホンマかいな!?と思いましたが、この先の八丁の湯で荷物を下ろしていました。
一般車両通行止めの林道を通り、こんなすごい山奥の温泉宿へ、雪の季節とかに時間帯指定でも、ちゃんと届けてくれるんでしょうか?クロネコヤマトならきっと大丈夫なんでしょうね。
 
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【更新履歴】
2012/6/8 ページ作成