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アドベンチャーブリッジ


宇都宮市中心にある八幡山公園にかかる国内最長の鋼吊床版橋


場所 (起点)栃木県宇都宮市塙田5〜(終点)大曽2 橋長 152m
N36.34.16, E139.53.14 幅員 1.5m(中央部)〜4m(両端)
マップコード:39541145 支間長 150m
分類 人道橋 歩道部高さ(*1) 30m、市道908号から25m(実測22m(ひょうたん池から)、19m(市道から))
形式 モノストーム式鋼吊床版橋(補剛桁吊床版橋) 標高 約145m
竣工 1998年8月 歩道部 木板(両端側は階段)
事業主体 宇都宮市 真下に行けるか 可能
製作 川田工業(株) 真下は 市道908号、ひょうたん池
駐車場 有(八幡山公園、無料、16時半まで、他に周辺に有料P) Google Earthで 確認可能
銘板等 橋名板、橋歴板、説明板 備考 国内初の鋼製補剛桁を有する吊床版橋(*2)
訪問 2009年4月 ワクワク度 ★★
(*1)歩道部高さが説明板と管理人実測で大きく違うのは、説明板の値は両端部からの高低差と思われる(垂れ下がり7mを引くと近い値となる)、(*2)川田工業(株)HPより


栃木県庁すぐ北にある八幡山(はちまんやま)公園内にかかる吊床版橋(つりしょうばんきょう)です。この写真は橋南西側から、一番上の写真は反対側からで、宇都宮タワーが見えています。残念ながら着いた時は夕方5時過ぎで、既にタワーの営業時間は終了していました…残念! 吊床版橋特有の中央部が垂れ下がる形状で、この橋は特にこれが大きく、両端と中央部で7mも高低差があります。そのため、両端部は階段形状となっています。
(ちなみに、PC吊床版橋で最長の夢吊橋は両端と中央部の高低差3.5m)

橋から南東側の眺め。JR宇都宮駅西側の住宅街が見えます。 橋の両端にはこんなオブジェがあります。砲弾をセットする妖精たち…ではなく、ドングリですね(笑)

この橋は、写真下に見えている主ケーブル5本の上に鋼製補剛桁、その上に木床版歩道面が設けられています。さらに桁両サイドは、左右にとがった形状(写真の赤い塗装部分)にしてあり、風の流れを良くして耐風安定性を向上させているそうです。 橋の下には1本の耐風索(モノストーム)と斜めハンガーケーブルが張られています。

橋下側から。こうやって見ると長い。 (オマケ)橋の北東側(子どもの森ゾーン側)真下には、旧陸軍地下司令部跡があります。太平洋戦争末期に総延長721mの横穴が掘られたそうで、以前に何度か内部も公開されたそうです。

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【更新履歴】
2009/5/10 ページ作成