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きよすはし(*1)
清洲橋


国の重要文化財にも指定、関東大震災後の復興事業の一環として建造された吊り橋
   
   
場所 東京都中央区日本橋中洲〜江東区清澄1
N35.40.57, E139.47.31
マップコード:650432
分類 道路橋
形式 自碇式鋼製3径間補剛吊橋
橋長 186.2m、(支間割)45.72+91.44+45.72m(*2)
幅員 25.9m
車道部高さ (橋真ん中あたりで隅田川水面まで)実測7.5m(*3)
標高 約7.5m
竣工 1928年3月
事業主体 (旧)内務省復興局、現在の管理は東京都
施工 神戸川崎造船所(*2)
車道部 アスファルト、歩道部はコンクリートタイル
道路の名称 東京都道474号
駐車場 無(近くのコインPなど)
銘板等 橋名板、案内板、日本国重要文化財のプレート、土木学会選奨土木遺産のプレート
真下に行けるか 可能(水上バスでも可能)
真下は 隅田川、隅田川テラス(遊歩道)
備考 2005年3月塗装替
Google Earthで 可能
訪問 2011年8月
ワクワク度 ★★
(*1)ひらがな橋名板は「きよすはし」、現在の表記は「きよすばし」(東京都HP、現地案内板など)、(*2)日本橋梁建設協会HPより、(*3)橋桁に表示されている桁下高は3.4m


隅田川に架かる都道474号の道路橋です。建造物としても貴重であり、また、映画やドラマなどのロケ地としてもたびたび登場します。橋西側から歩いてみます。 橋の西詰め北側に土木学会選奨土木遺産「帝都を飾るツイン・ゲイト」のプレートがあります。清洲橋の下流800mにある永代橋とともに2000年に選奨されました。 同じく橋の西詰め南側には、石原慎太郎・東京都知事のサイン入りで日本国重要文化財指定のプレートがあります。こちらは、2007年6月に永代橋、勝鬨橋とともに重要文化財として指定されました。都道府県が管理する橋としては初めての指定だそうです(東京都HPより)。
 
歩道部はコンクリートタイルです。何と言ってもきれいなこと!ゴミや空き缶はもちろん、ペットのフンや落書きなどもまったくありませんでした。これは、東京都の清掃予算があるのか、行ったときたまたまなのか、地元自治会の方々の努力なのか分かりませんが、ちょっと感心しました。 車道部は東行き2車線、西行き3車線。通常の吊り橋で見られるケーブルと違い、鋼材で吊材が構成されています。歩いて登れそうです(←コラ!) 橋から北側(上流側)の眺め。すでに塔頂まで工事の進んだ東京スカイツリーが見えます。3.5km先ですが、かすんでいます。写真左端のオレンジ色の主塔の斜張橋は新大橋。
 
こちらは、歩道を反対側に渡って橋から南側(下流側) 東側の塔柱。レトロ風の街灯もあります。 橋東詰正面から。向こうに見える高層タワーマンションは、「トルナーレ日本橋浜町」。その家賃は…うちの近所の賃貸物件に比べて0が1個多いようです^^;
 
橋の東詰北側には、こんな石碑もありました。明治維新百年記念石碑と彫られていて、地元の方々が建てられたようです。 隅田川には水上バス(東京都観光汽船)も通ります。 橋の真下から。果たして、リベットは何個使われているのでしょうか^^
 
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【更新履歴】
2011/9/17 ページ作成