近畿の吊り橋 > 近畿以外の吊り橋 中部(静岡県以外) > 石川県 別当出合の吊橋  (下流の吊り橋→市ノ瀬園地の吊橋)

<別当出合の吊橋>

白山の別当出合登山口に架かる大きな吊り橋
   
   
場所 石川県白山市白峰
N36.7.29, E136.44.30
マップコード:791749550
分類 人道橋
形式 単径間無補剛吊橋(*1)
橋長 117m
幅員 1.2m(*2)
歩道部高さ 実測17m
標高 1260m
竣工 2004年7月
歩道部 木板
駐車場 有(別当出合P、無料、夏季は市ノ瀬Pからシャトルバス、往復\800)
銘板等 説明板
真下に行けるか 不可能
真下は 別当谷
Google Earthで 確認可能
訪問 2011年8月
ワクワク度 ★★★
(*1)ナチュラルコンサルタント(株)HP、(*2)石川県HPより
   
   


白山の石川県側・市ノ瀬ビジターセンターです。7月中旬〜10月中旬の登山ピーク時には、市ノ瀬〜別当出合間はマイカー規制が行われるため、ここ市ノ瀬に駐車して、シャトルバスで別当出合まで行きます。 バスに乗ること10分ちょっとで、別当出合登山センターに到着しました。 持っていたポータブルナビを見ると、標高は「1260m」となっています。
 
バス停横を見ると、確かに「標高1260米」とありました。 「白山国立公園 別当出合登山口」と書かれた大きな石碑と、鳥居、その奥に吊り橋があります。 この吊り橋を進むと砂防新道、吊り橋のすぐ左側の登山道を進むと観光新道となっています。そして、吊り橋のすぐ右側に大きな説明板がありました。
 
2004年5月17日午後4時半頃に発生した土石流により、以前架かっていた旧吊り橋が流出し、砂防新道が通行不能となったため、その代替橋として、今の吊り橋が架けられたそうです。この説明板は、その記憶を後世に残すため、地元、白峰中学校の生徒さんが作ったということです。 しか〜し!その説明の左下には「現在のつり橋は……全長117m、旧つり橋(全長48メートル)の2倍以上の長さで、標高1000メートル以上にあるつり橋としては日本一の長さです。」と書いてありますが、これは間違いのようです。
当サイト管理人が知る限り、不動澤橋(長野県、長さ167m、1978年竣工、標高約1290m)のほうが長く、しかも古くからある吊り橋のようです。(←こんな細かい所を見ているのは、俺くらいか・笑)
う〜ん、これだけ大きな橋を、旧吊り橋流出1ヶ月後の2004年6月15日から架設工事を始めて、7月24日に通行できるよう完成させた(石川県HPより)そうですが、夏季の登山シーズンに間に合わせるためとはいえ、すごいです!
 
旧吊り橋は、この下にあったようですが、今ではその跡形もありません。 ようやく対岸側へ渡ってきました。 橋からすぐの所に、センサーが設置してありました。「登山者数計測中 白山の保全管理と適正な利用に資する大事なデータです。」と書いてありました。
 
対岸側横から。一番上の写真も。
 
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【更新履歴】
2012/5/6 ページ作成