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おおくいばし
大杭橋


千曲川にかかるかつては車両も通れた木床吊り橋
   
   
場所 長野県小諸市山浦〜甲(こう)
N36.8.8, E138.25.20
マップコード:85471780
分類 道路橋(2t)、現在は車両通行止め
橋長 東側から実測13m+主塔間50m+39m=102m
幅員 実測主塔間の部分3.3m、各主塔から両岸までの部分3m
車道部高さ 実測11m
標高 約595m
竣工 1981年6月
車道部 木板
駐車場 有(小諸大橋西詰、無料、ただし少し離れている)
銘板等 橋名板、主塔にも橋名表示有
真下に行けるか 可能
真下は 千曲川
Google Earthで 確認可能
訪問 2010年8月
ワクワク度 ★★
   
   
   
   


千曲ビューライン(広域農道)を走り、千曲川を渡る小諸大橋の上から南側(上流側)を見ると、吊り橋が見えます。小諸大橋の西詰にある駐車スペースに車を置いて、ぐるっと1周約1.8kmを歩いてみました。 小諸大橋を東側に渡って数百m歩くと、「湯の瀬温泉 吉野家」の案内板が出ています。こんな所で、牛丼が食べられるのかと思い(←違)、この矢印の通り歩いて行くと… さっき、小諸大橋から下に見えた吊り橋・大杭橋にたどり着きます。が、「老朽化のため車両通行止め」となっていました。かつては車も通れたようですが、いつから通行止めになったのでしょうか?
 
床は木板です。すでに自然に帰する進行形のようです(笑) 橋から北側(下流側)は、さっき歩いて渡ってきた小諸大橋が見えます。橋の高さは地形図から読んで少なくとも50mはあります。 主塔の左右にミニ鉄塔が伸びていて、耐風索が張られています。いくつかの橋でこのような形式を見ましたが、比較的少ないと思われます。床板が一部茶色くなってますが、一応補修もされているようです。
 
橋を西側へ渡ると、何やら建物があります。 橋の近くには、夢地蔵尊と、その横に石碑がありました。石碑には「竣工記念 川端線道路大杭橋」とあり、寄附者名などが彫られています。ちなみに、この石碑には、「昭和三十四年三月十一日」とあるので、以前にあった橋のものと思われます(現在の大杭橋は昭和56年竣工)。 橋西側川辺から
 
橋の西側には、さっき案内板のあった牛丼屋(←だから違っ!)があります。が、どう見ても営業してなさそうでした。(帰ってからネットで調べると、この数ヶ月前に廃業したという情報もあるようですが、真相不明。)
ここから500mほど歩くと、小諸大橋西詰まで戻ることができます。
 
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【更新履歴】
2011/2/18 ページ作成