近畿の吊り橋 > 近畿以外の吊り橋 九州 > 熊本県 こうもり橋  (上流(湯山川)の吊り橋→水輝橋/上流(平谷川)の吊り橋→古屋敷もみじ公園の吊橋/上流(川辺川)の吊り橋→神屋敷えん堤の吊橋)

こうもり橋

球泉洞(きゅうせんどう)前の球磨川(くまがわ)にかかる
   
   
場所 熊本県球磨郡球磨村(くまぐんくまむら)大瀬〜葦北郡芦北町告(つげ)
N32.16.31, E130.36.47
マップコード:431688565
分類 人道橋
橋長 130m
幅員 実測1.4m
歩道部高さ 実測球磨川水面まで20m、県道まで7m
標高 約70m
製作 九州大和索道建設(株)(現、大和索道建設(株))(*1)
歩道部 アスファルト
駐車場 有(球泉洞、無料)
銘板等
真下に行けるか 可能
真下は 球磨川、県道304号
Google Earthで 確認可能
訪問 2009年8月
ワクワク度 ★★★
(*1)大和索道建設(株)HPより
   
   


熊本県南部を横切る球磨川沿いにある、日本で2番目に長いとされる鍾乳洞・球泉洞のすぐ真下にかかる吊り橋です。 球泉洞前の国道219号横から川辺に下りるリフト(片道230円)がありますが、止まっていました。リフトの横に道があって、ここから下りられます。 橋はアスファルトで、しかも橋の色はオレンジと白で、ちょっと周りの緑からして浮いているような感じもします。それにしても、近くの案内板に「こうもり橋」と書かれていたんですが、これは鍾乳洞のコウモリに関係あるんでしょうか?
 
橋の国道側すぐ横には、「熊本県指定天然記念物 メガロドン化石群産地」と彫られた石碑がありました。メガロドンとは、古生代から中生代まで生息した厚い貝殻と大きな歯を持つ二枚貝の総称だそうです(現地説明板より)。 橋から南西側(上流側)の眺め。写真左岸の中央あたりの岩が川面に飛び出しているところが、「槍倒(やりたおし)の瀬」と呼ばれるところです。メガロドンの化石が、この河原一帯で見られるそうです。 橋を渡ると、球泉洞休暇村があり、その前の県道304号をトンネルを通って800mほど行くと、JR肥薩線球泉洞駅があります。
 
対岸側から 写真を撮り終えて、球泉洞へ戻ろうとしたとき、さっきまで止まっていたリフトが急に動き出しました。見ると、ちょうど、橋の真下のの船着場に、球磨川下りの船が着いたところでした。「俺のためにわざわざ係の人がリフトを動かしてくれたんかな…」と、一瞬思ったんですが、な訳なかったです(笑)。
 
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【更新履歴】
2009/10/18 ページ作成