近畿の吊り橋 > 近畿以外の吊り橋 九州 > 熊本県 梅の木轟公園吊橋・龍門橋・酔心橋  (下流(川辺川)の吊り橋→鶴橋)

うめのきとどろこうえん
梅の木轟公園吊橋



梅の木轟への遊歩道、完成当時日本一の長さだったPC吊床版橋


場所 熊本県八代市泉町葉木〜泉町仁田尾 橋長 116m
N32.32.11, E130.56.22 幅員 1.3m、全幅2m
マップコード:291113840 支間長 105m
分類 人道橋 歩道部高さ 55m(*1)
形式 PC吊床版橋 標高 約755m
竣工 1989年10月 歩道部 コンクリート
施工 住友建設(株)(現、三井住友建設(株)) 事業主体 (旧)泉村
駐車場 有(梅の木轟公園、無料) 真下に行けるか 不可能
銘板等 橋歴板、説明板 真下は 谷内川
備考 平成元年度日本プレストレストコンクリート技術協会作品賞 Google Earthで 確認不可
訪問 2007年8月 ワクワク度 ★★★
(*1)八代市HPより


熊本県の宮崎県との県境に近い山奥、国道445号沿いにある梅の木轟公園にかかる吊床版橋です。地元では滝のことを轟(とどろ)と呼び、かつて幻の滝と呼ばれていた梅の木轟を見学するために架設された橋(現地説明板より)です。 橋の完成当時、橋長100mを超えるPC吊床版橋は、この梅の木轟吊橋だけだったそうです。(現在は、広島県の夢吊橋が最長)

確かに横から見ると、案内板にもあるように、深い渓谷に白いリボンを張り渡しているように、床版の厚みはわずか20cmとなっています。 橋西側(対岸側)から。橋自体はほとんど揺れません。紅葉の季節の眺めはさぞかしきれいでしょう。

橋を渡ると、「梅の木轟滝まで300m、徒歩5分」の案内板があります。 遊歩道を進むとすぐにあるのが龍門橋。真下は梅ヶ枝の滝が見えます。

さらに登っていき、梅の木轟真下にかかるのが酔心橋。 途中、こんな説明板がありました。五家荘(ごかのしょう)の滝と樅木の吊橋を含む11箇所の吊橋が紹介されています。

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【更新履歴】
2008/7/21 ページ作成