近畿の吊り橋 > 近畿以外の吊り橋 中国・四国 > 愛媛県 遠登志橋 (下流(本流)の吊り橋→温泉口の吊橋)
おとしはし 遠登志橋 現存する国内最古級の鋼製アーチ橋の上に吊り橋がかかる珍しい形式の橋 |
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場所 | 愛媛県新居浜市立川町 | ||
N33.53.27, E133.18.41 | |||
マップコード:172487440 | |||
分類 | 人道橋 | ||
橋長 | 実測50m(下部のアーチ橋は48.25m) | ||
幅員 | 実測2m | ||
歩道部高さ | 実測23m | ||
標高 | 約245m | ||
竣工 | 1993年3月(下部のアーチ橋は1905年(橋南東の説明板)、1903年(遊歩道入口の説明板) (*1)) | ||
事業主体 | 新居浜市(下部のアーチ橋は別子鉱業所、現・住友金属鉱山(株)) | ||
製作 | (旧)住友建設(株)(現・三井住友建設(株)) | ||
歩道部 | コンクリート | ||
駐車場 | 有(県道47号仙雲橋の南、無料) | ||
銘板等 | 橋名板、橋歴板、旧橋説明板、登録有形文化財銘板、近代文化産業遺産銘板 | ||
真下に行けるか | 不可能 | ||
真下は | 小女郎(こじょろ)川 | ||
Google Earthで | 確認可能 | ||
備考 | 平成5年2月塗装 | ||
訪問 | 2010年4月 | ||
ワクワク度 | ★★ | ||
(*1)文化遺産オンラインHP、新居浜市HPでも1905年(明治38年)と紹介されている。 |
新居浜市中心部から南へ約10kmに鹿森ダムがあり、堤体を過ぎて200mの所、新旧並んでかかる仙雲橋手前に遊歩道入口があります。「遠登志」と書いて「おとし」と読み、川の水が滝となって落ち込む「落とし」を地名にしたのが由来だそうです(現地説明板より)。 余談ですが、鹿森ダム下流側すぐに県道47号のループ橋「青龍橋」がありますが、偶然にも訪問した当日に開通したようでした。 |
横にあった仲持ち像。鹿森ダム下流にあるマイントピア別子にもたくさんあります。 ※2010年4月現在、ここから橋までの遊歩道は工事中のため完全立入禁止です。 |
遊歩道を250mほど歩くと橋があります。 | ||
上から見ると単なる赤いコンクリート床の吊り橋です。 | 少し横から見るとアーチ橋の上に吊り橋が乗っかっているような感じに見えます。 | 橋から南東側(上流側)の眺め。遠登志渓谷の眺めです。 | ||
橋を渡った南西側には、旧遠登志橋の説明板があります。かつて別子銅山採鉱があり、集落が形成されていた地区や村へ行く生活道として建設されたそうです(説明板より)。 | こちら側には文化庁(=文部科学省の組織)の登録有形文化財と、経済産業省の近代文化産業遺産の銘板が並んで取り付けられていました。素人からすればよく似たようなものなので、これも今はやりの「事業仕分け」の対象になりそうな…(笑) | 橋を真横から見ると、こんな感じでよく分かります。下の旧橋(アーチ橋)と上の吊り橋は、吊り橋の耐風索ですら1ヵ所もつながれておらず、まったく別の橋となっています。 | ||
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