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このはなおおはし
此花大橋



大阪北港にかかる自碇式(じていしき)モノケーブル吊橋


場所 大阪市此花区北港2〜北港白津1・2(舞洲) 橋長 540m(*2)(ワイヤーで吊ってある部分)、
全長1570.6m(*2)(*3)
N34.39.59, E135.24.53 幅員 24.5m(*2)
マップコード:1275513 支間割 120+300+120m(*2)
分類 道路橋(歩行、自転車可能) 主塔高 98.6m(*2)
型式 モノケーブル3径間連続自碇式吊橋(*1) 標高(車道部高さ) 約35m
竣工 1990年3月(*1) 車・歩道部 アスファルト、2x2車線+歩道x2
事業主体 大阪市(*2) 道路の名称 港湾局管理道路(*1)
施工 日立造船鉄構(株)・三菱重工鉄構エンジニアリング(株)・(株)横河ブリッジ・川崎重工業(株)JV、他(*2) 真下に行けるか 可能(両側とも)
駐車場 無(または舞洲運動広場、他に多数有、\400/2時間など) 真下は 大阪湾(北港)
銘板等 橋名板 Google Earthで 確認可能
備考 世界初の自碇式モノケーブル吊橋(*2)、平成2年度土木学会田中賞(*1)
訪問 2007年12月 ワクワク度 ★★★
(*1)大阪市建設局HP、(*2)(社)日本橋梁建設協会HPより、(*3)橋全長の西端は舞洲側すぐの交差点(交差点名なし)の東約150m、東端は北港JCTを東へ越えてユニバーサルスタジオ西交差点の西約190m(両側とも高架スロープが始まって約50mのところから)


大阪北港の舞洲(まいしま)にかかる道路橋です。写真は橋から舞洲側。長〜い坂道になっています。歩いて渡ることができる吊り橋(自転車も可)では、近畿地方でここが最長です。 三角形の主塔2基で1本のケーブルを支えています。

メインケーブルから下がるハンガーケーブルは、斜めハンガーとなっています。 橋の歩道を東側へ歩いて行くと、ここまで歩道が並行しています。この先の車道は、阪神高湾岸線 北港ジャンクションがあります。
で、歩道の先は…

こんなすごい螺旋スロープになっています。下まで降りるのに4周半!ちなみに、舞洲側交差点から、このスロープ下まで往復約3kmもあります。自転車で渡ってる人もいました。 橋の裏側

ライトアップされた此花大橋。一番上とほぼ同じアングルで撮ってみました。橋の上からは、他にもライトアップされた天保山大橋や港大橋をはじめ、大阪の夜景がきれいに見えました。


(右にスクロールして下さい→)橋から北側のパノラマ。左から、舞洲スラッジセンター(下水処理場)、常吉(つねよし)大橋(斜張橋)、常吉大橋の後ろの山は六甲山、常吉大橋の右手が此花工業団地、阪神高速5号湾岸線、一番右側が住友商事北港油槽所。

橋から南側のパノラマ。左から、阪神高速4号湾岸線の天保山大橋(ちょっと遠くに見える斜張橋)、天保山大観覧車(丸い形の)、そこから右に伸びるのが港大橋、真ん中あたりに見える高いタワーが伸びているビルがドコモ大阪南港ビル(高さ200m)、その少し右の高いビルがWTCコスモタワー(高さ256m)、海をはさんで夢洲(ゆめしま)と夢洲大橋(アーチ橋)、大阪市環境事業局舞洲工場(ごみ処理場)。

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【更新履歴】
2008/6/8 ページ作成